先日の連休の最終日、6年生になる娘のバレーボールの試合の応援に行きました。
場所は京都の西京極にある京都市体育館！
応援とは言え、全身に緊張が走り手に汗握る状態でした。
そんな時は、首を『ポキッ！』と鳴らしてリラックスしたくなりますね。
あれっ！　何で音が鳴るのかな？！

その原因として言われているのが、人の関節には関節包という袋に覆われており、その袋の中に液体(潤滑油)が入っています。
関節包の中の潤滑油が移動する時に出る気泡の破裂音です。

コーラやシャンパンの栓を抜く時に出る「ポン！」という音は同様の現象で、圧力変化で関節包内の潤滑油が気化する時に「ポコッ！」と音が出て、その音が骨に振動して『ポキッ！』と聞こえる訳です。

普通であれば気泡は、周りの血管に吸収され大きくはならないのですが、血行が悪くなると吸収が不十分になり気泡が大きくなります。
『ポキッ』と鳴った時に生じた衝撃波は気泡そのものを散らし小さくします。
その事で弾力的な抵抗感が少なくなり、関節が動かしやすくなり又、気持ち良く感じます。
しかし、そこに落とし穴が・・・！
『ポキッ』と鳴った時に生じる衝撃波が関節内部を損傷させてしまっている可能性が有ると言われています。
また、無理やり鳴らそうとして余計な力を掛けると関節を支えている靭帯・筋肉が伸ばされ、支持能力が弱くなってきます。
支持能力が弱くなれば、骨の増殖・変形が起こりやすくなってしまいます。
骨の増殖・変形が起これば、神経が圧迫されシビレなどの神経症状も現れます。
楽になるなと思っていた『ポキッ！』がこの様な結果になるかもしれません。

普段からきっちりと骨バランス・筋バランスを整えていく事で防ぐ事が可能です
みやざき鍼灸整骨院でも深部受容器反射療法で全体バランスを整えています。

あっ！　試合の結果は完敗でした。(笑)
試合の後は気分を変えて紅葉で満喫しました。 スタッフ　竹中

2014/11/27