2月は気温が安定せず寒暖差が大きなってインフルエンザが流行りましたが、3月に入り春らしく暖かい日が増えてきました。
今まで寒くて外へ出るのが嫌になっていた方もそろそろお出かけの予定をいろいろと考えている頃だと思います。
暖かくなっていくこれからは気持ちよく体を動かせる時期です。寒い間に硬く縮んでいた体をゆるめるために、外の景色を楽しみながらまずはウォーキングをはじめてみてはいかがですか?
ウォーキングは運動としての強度は少ないため体の負担となる心配も少なく、年齢や性別に関係なく、動きやすい服装と靴さえあれば誰にでもすぐに始められる有酸素運動です。
まずは背中を伸ばして、前を見て、腕を振って、普段より少し歩幅を広げて、リラックスしながら歩いてみましょう!
ウォーキングで期待できる主な効果
・歩く動作で使われる筋肉が強くなる。地面に接地している際の骨に伝わる衝撃が骨を強くする(老化を防ぐ)
・ウォーキング中に日光にあたるとビタミンDが体内で作られ骨を作るために必要なカルシウムの吸収がよくなる(骨粗鬆症の予防)
・歩くために必要な空気を取り込むため胸郭、横隔膜の働きがより必要となり強化される(肺機能の向上)
・歩くことにより脚の筋肉の伸び縮みが繰り返され、重力で心臓へ戻りにくくなっている血液の後押しをしてくれる。血液の循環がよくなりむくみの解消にもなる(血圧の安定)
・歩くという地面を蹴りだす繰り返しの動作により筋力が維持・向上されてエネルギーの消費量が増える(代謝が上がる)
大切なのは「ムリせず自分のペースで歩くこと」。毎日しないと…、長時間歩かないと…、ではなく調子が悪ければ休んだり、短い時間だけ歩くなどその日その時の体調に合わせて歩くようにしてください。
長年運動していなかった方もまずは短い時間、短い距離から始めましょう。
頑張っていきなり一万歩あるいたのはよかったが、次の日がしんどくてそれ以降続かなかったという話もよくありますので物足りないくらいから始める方が継続しやすいですよ。
2016/03/11