「ずっとイライラしてんねん。どないなってるのん?」
こんばんは。院長の播磨です。今回は「イライラ」のメカニズムの話です。
腹が立ったり、予想通りにいかない事が起きると、脳内の感情を担当する部分が「イライラ!」と反応します。
この脳内の「イライラ」に今度は身体が反応して、眉を吊り上げ、瞳孔を広げ、心拍数を上昇させ、血圧も急上昇させます。
これは、我々人間が大昔に野生の動物に近い生活をしていた頃、目の前の敵が予想外に反撃した時などに眉を上げて不快感を相手に伝え、目を見開き心拍数を上げていつでも戦えるようにする為の身体の反射のなごりです。
通常は、イライラの出来事が終わると 身体の状態もすぐに正常に戻ります。
しかし、この「イライラ」がずっとずっとおさまらない症状を訴えられる方も結構おられます。
みやざき鍼灸整骨院でもこういった症状の方を治療することはよくあります。病院での治療と並行して来院する方もいらっしゃいます。
そういった「イライラ」の続いてしまう患者様には、まずイライラの原因のメカニズムを説明しています。
今、続いているイライラが 身体の中でどういった作用で起きているかがわかっているだけでも大きなセルフケアになる為 少し気持ちが楽になる事もあるでしょうし、具体的なセルフケアも立てやすくなるからです。
ではイライラの続いてしまうメカニズムを説明します。
原因は大きく分けて「2つ」あります。
「脳のクセ」と「身体の不調の感ちがい」です。
そろそろ、文章が長くなってきたので続きはまた今度にしますねー。
2014/10/09