こんにちは。生駒駅前整骨院です。
今年も残り2週間。
お仕事が忙しい方も多いと思いますが、体調を崩さないように気をつけてくださいね。
今回は頸椎ヘルニアについてです。
頚椎椎間板ヘルニアとは、頚椎の椎体間にある椎間板の変性により椎間板内の組織が後方に飛び出してしまうことで神経を圧迫してしまう疾患のことです。
頚神経と呼ばれる首の神経を圧迫されることで、首から肩あるいは手に至るまでの痛みや痺れを引き起こします。
両側で症状が出現することもありますが、多くは片側の痛みや痺れの症状から始まります。
確定診断はMRI検査にて行われます。
レントゲンでは神経の明確な状態までは観察は難しいですが、椎体間の狭小化や骨棘とよばれる骨の変性などから椎間板の状態をある程度予測できます。
そして、身体の症状やレントゲン所見から頚椎椎間板ヘルニアが疑われた場合、MRI検査を行うことで明確に椎間板や神経の状態を把握できます。
頚椎には7個の骨があり、頚椎椎間板ヘルニアは6番目と7番目の頚椎の間で生じることが多く、次いで5番目と6番目の間で生じることが多いとされています。
原因として考えられるのは、1つには加齢により椎間板の変性が徐々に進行することで椎間板内の組織が後方に飛び出しやすくなることが考えられます。
椎間板は、普段の猫背などの不良姿勢やスマホなどの長時間使用が原因で徐々に変性が進んでいきます。
また、この疾患はスポーツが原因でもなることもあり、若い方でも発症することがあるので注意が必要です。
治療としては、当院では関節の動きを取り、筋肉の硬さを取り除いていく施術がメインになります。
症状が出ている頸椎周辺だけでなく、背骨の土台となる骨盤から関節の動きを整えることにより、全身的なバランスを整えていきます。
全身的にバランスを整えていくことにより、筋肉の硬さ、背骨全体の椎間板への負担を減らすことができ、症状の改善に繋がります。
病院での注射や薬物療法などとの併用も可能です。
手術という選択を選ぶ前に一度ご相談ください。
首の症状であれど全身的なケアをすることが大切です。
お任せください!
生駒駅前整骨院
0743-75-3622
2019/12/15