坐骨神経痛という症状と原因についてお話してきました。
では坐骨神経痛にかかわる疾患はどのようなものがあるのか?それはみなさんが聞いたことがある、知っている疾患にあります。
坐骨神経痛にかかわる疾患には、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離・すべり症、梨状筋症候群などがあります。
・椎間板ヘルニア…本来の場所からはみ出してしまった椎間板が神経を刺激するために症状が現れる
・脊柱管狭窄症…背骨の中で脊髄神経を通すトンネルが狭くなり神経症状が現れる
・腰椎分離・すべり症…腰の骨の一部が折れてしまい不安定になった状態から症状が現れる
・梨状筋症候群…仕事やスポーツなどで腰や股関節への負担が大きくなり症状が現れる
これらのきっかけは筋肉の疲労などにより自由な動きができなくなることで骨盤のゆがみや股関節の動きが悪くなってしまうことから始まります。
それだけ体の中心に位置する骨盤や股関節の動きがとても大事になります!
適度な運動や体操、ストレッチを毎日続けられる時間で少しでもしていくことが坐骨神経痛の予防になります。
すでに坐骨神経痛が出ている方は苦痛を感じない範囲で行ってください。
2014/09/29