膝の関節が痛いといわれる方はたくさんいます。
高齢者の方に多く見られますが、若い方でも運動して膝を痛めてしまいうことはよくあります。ほとんどの人が経験されているのではないでしょうか?
その表現は様々です。
・こわばって動かしにくい
・最後まで伸ばせない・曲げられない
・引っかかる、何かはさまる感じがする
・ぐらつく、ずれる、外れそう、抜ける
・水がたまる、だるい、音が鳴る
・熱を持っている、腫れている
同じ膝痛でも痛む場所もいろいろで、内側、外側、後ろ、前、奥の方、お皿(膝蓋骨)の上・下など。
膝の動きには大腿骨(太もも)、膝蓋骨(お皿)、脛骨(すね)、半月板(内と外)と複数の骨がかかわり、それぞれが正しく動き合って膝の曲げ伸ばしができています。
他にも骨を動かす筋肉や動きを制限する靭帯の働きも関係してきます。
曲げる伸ばすという単純な動きにもこれだけのものが複雑に動き合ってできています。そのどれか一つでも動きが悪くなれば関節に余計な負担を与えてしまい痛みへと変わってしまいます。
ではどうして膝の痛みを訴える人が多いのか?
次回にお話しします。
2014/10/04