寒いからブーツを履きたいんだけど、朝は簡単に履けても脚がむくんで夕方とかになると窮屈で履きづらいから…と話している方が多くいますね。
脚のむくみのなかでもっとも多いのは一過性のものです。これは病気ではありませんが放置していると脚の疲れがとれず免疫力を低下させてしまいます。
むくみとはどうなっていることを言うのでしょうか?
血液の一部の水分(組織液)が血管の壁を通って外へ出ていき、その余分な量が脚や手、顔などの皮膚の下に残っている状態です。
この余分な水分は身体にとって悪いものではなく、心臓から送られる血液に含まれた酸素や栄養素を体のすみずみまで運んだり、二酸化炭素や老廃物を回収して静脈やリンパ管へ戻って行くという身体にとって必要な役割をもっています。
静脈やリンパ管の流れがわるくなると行き場をなくした水分が血管の外の細胞の間に停滞して正常な量よりも多くなった時にむくみとなって現れます。
何かの原因でむくみとなって現れる水分の量が多くなるか、静脈やリンパ管に流れる量が少なくなるか、その水分を送り流す静脈やリンパ管に問題があればむくんでしまいます。
ではその原因には何があるのでしょうか?また次回にお話します。
2015/02/12