12月、1月、2月とこれから寒さが増していきますが、最近、急に冬らしい寒さになってきましたね。
これから気をつけたいのはインフルエンザだけでなく「ヒートショック」です。
お風呂へ入る際、暖房のきいた部屋から寒く冷えた脱衣所へ行き服を脱いで浴槽につかる。またお風呂で温まってから寒く冷たい脱衣所に出る。この間に血圧は急に大きく上がり下がりするため見えないところで身体には大きな負担がかかっています。
暖かい場所から寒い場所へ行くと血管が縮んで血圧が上昇↑、そして入浴して体が温まると血管は広がり血圧は下降↓します。気温が下がるほどこの温度差が血管に負担をあたえることになり血液の流れを大きく変えてしまいます。
そこで心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、めまい、立ちくらみなどが起こり危険な状態になることもありますので、小さなストーブを置くなど脱衣所も暖めるようにしましょう。
飲酒後の入浴はさらに危険ですので要注意です!
お風呂以外にもうひとつ、夜中に暖かい布団の中からパジャマだけで寒いトイレに行くときにも同じく血圧の上下が激しくなりますので上着を着るなどして身体を守ってください。
2019/12/09