膝を痛めないために自分で出来ることは?
膝が痛くなったら痛み止めの薬を飲む、マッサージ受けるといったことは一時的に痛みを抑えるためにはよいと思いますが、根本的な治療にはなりません。
痛めないためには自分の生活習慣をかえることも必要です。
食べ過ぎによる体重の増加を止める。デスクワークなどで一日の運動量が少ない方はエネルギー消費量が少ないため、カロリーの高い食事をひかえた中で野菜も取るようにする。運動量が少なくなる夜の時間帯はたくさん食べない、寝る前にはなるべく食べないようにしましょう。
一度痛みを経験された方はまた痛くなるのでは…という不安から膝を使いたくない、使わないという過保護や運動不足になる方が多いですが、膝を使わないと関節を作っている骨、筋肉、靭帯などの組織が弱くなっていきます。筋肉や靭帯は固くなって膝の曲げ伸ばしができる範囲も小さくなり体重を支える力も弱く安定感もなくなります。
運動する機会が少なくなり筋肉の量が減ると血液の循環も悪くなりますし、骨への刺激量も少なくなるため骨も弱くなり軟骨の老化(すり減り、変形)を早めて骨折もしやすくなります(骨粗鬆症)。
膝の強さを取り戻すには運動も必要です!動かすことで膝にかかわる骨、筋肉、靭帯といった組織を強くします。
ただし、やり過ぎや痛みを我慢しながらの運動はかえって膝の痛みを強くしてしまいますので頑張りすぎには注意しましょう。
どのようなことをしていけばいいのか?この続きは次回に。
2014/10/11