10月26日は、大阪マラソンでしたね。
今年で4回目となり、今では約3万人が参加する大規模な市民マラソンとなりました。私も難波の沿道にてランナー達の応援に駆け付けたのであります。
さて、みなさんは『マラソン』の由来についてご存じでしょうか?マラソンが実際に競技として行われたのは、1896年のアテネ大会からであり、その名前の由来については、紀元前490年に起こったアテネとペルシャとの『マラトンの戦い』までさかのぼります。『マラトンの戦い』とは、アテネを征服しようとしていたペルシャ王ダレイオスが600隻の軍艦でアテネ郊外のマラトンの地に上陸して始まりました。アテネ軍は1万人で、これを迎え撃ちましたが、ペルシャ軍は何とアテネ軍の10倍以上で攻め込んできたのです。しかしアテネ軍は獅子奮迅し、見事ペルシャ軍に勝利したのです。
この奇跡とも言うべき勝利をアテネまで伝える為に、『フィディピディス』という男が走らされました。フィディピディスは、アテネに着くなり「喜べ、勝った!」と叫んだ後、死んでしまったというのである。この事件が『マラソン』の起源になったと言われています。
それともう一つ、距離についても触れておこう。実はマラトンとアテネ間の距離は36キロとだいぶ短い。では今日における42,195キロという数字はどこからきてるのでしょう?42,195キロとなったのは、1921年のロンドンオリンピックからであり、その理由は、ゴール地点をウィンザー城の『アレキサンドラ女王』の目の前となっていました。つまり、アレキサンドラ女王のわがまま?で偶然に、この距離になったと言われています。
これからマラソン大会が数多く行われる季節となってきます。みなさんはフィディピディスのようにゴールした途端に死んでしまってはなりません。マラソンは長期的なトレーニングとコンディション作りが必要になる競技で、しっかりとした体のケアが必要です。みやざき鍼灸整骨院にはマラソンをしている方も数多く、ご来院していただき、有効な治療法を施す事ができます。
スタッフ 國富
2014/10/28